• 始め方がわからない。
  • 図書館をそもそも普段利用しない。
  • 子どもも利用できるの?

今回は、今話題の電子図書館について、メリット、デメリットを解説します!

この記事では、電子図書館のメリットを上げながら、それでも登録が面倒そう、とか図書館を利用したことがない、という人たちに、その使い勝手の良さを紹介していきます。
最後に気になるデメリットについても紹介します。迷っている方ご参考になれば幸い位です。

電子図書館とは?

電子図書館とは、自治体が運営する図書館の蔵書の内、電子化が可能な図書について、オンライン上で貸し借りをする図書館のことです。

電子化が可能な、というところがポイントで、全ての図書がオンラインで借りられるわけではありません。

ですが、いずれ全ての図書や雑誌などが電子化される日は近いことでしょう。

電子図書館のことは、以前から聞いていましたが、ついにわたしが住む川崎市も図書館が電子化されましたので、早速利用してみました。

電子図書館はメリットだらけ!

かわさき電子図書館

電子図書館のメリット

  • 図書館に行かなくて良い。
  • 365日24時間いつでも利用出来る。
  • 返却忘れがない。
  • 電子書籍に慣れる。
  • 音声読み上げ機能(オーディオブック)がある。
  • 動く絵本がある。

まずは、何と言っても貸出や返却のために図書館に行く必要が無いということでしょう。
我が家の場合、川崎市の辺境の地に住んでいるため、役所や図書館に行くのに電車で4駅も乗らないといけないんです。
辛うじて、となり町の図書館が徒歩圏内にあり、ご厚意で借りることができたので、とても助かりました。(本当にありがとうございます!)

それでも重い図鑑や雑誌を含め、10冊も借りると、その往復はとても大変です。
子供が幼稚園や小学校に通っている合間を見て、自転車でせっせと借りに行っては返却を繰り返していました。

それでも不便なことはあります。 せっかく予約の図書の準備が出来たので取りに行ったのに、図書館が休館日だったとか、雨の日にわざわざ取りに行ったら休館日だったとか(このパターンばかり)、返却日に間に合わず何度延滞手続きをしたことか。

とにかく徒歩圏内とはいえ、不便に思うこともありました。

それが雨でも雪でも、365日24時間、いつでもすぐに借りられるのです!!👏

しかも、返却日までに返却されなければ自動で返却されます!👏

そして、思いがけないメリットとが、電子書籍に慣れる、です。

世の中、すでに書籍の電子化がされて久しいですが、わたしは、いくら割引きがあると知っていても電子書籍にお金を払う気になれず(現物主義📖)利用したことがありませんでした。

今回、電子図書館を利用して、初めて電子化図書の素晴らしさ確認した次第です。(遅すぎ)

例えば、賛否両論あるかと思いますが、暗い寝室でも本が読めるのは目から鱗の体験でした。(遅すぎ)

これからは、Kindleなどの電子書籍も購入も検討するかもしれません。

また、すべての図書ではないのですが、音声で読み上げてくれるオーディオブックという機能がついた図書もあります。
機械の音声なので馴染めない人もいるかもしれませんが、私は眠くなりそうな古典文学や、家事のスキマ時間に聞いて楽しんでいますよ。

実際の使い勝手はどう?

確かに最初の登録は面倒でした💦

と、言うか、そもそも子どもたちの図書カードを自分の町の図書館で作っていなかったことに気が付きました。(そこから!?)

不便すぎたので作っても利用できないと思っていたのです。 ということで、図書カードの申請から始めました。

肝心の電子図書館の使い勝手についてですが、はじめこそ戸惑いましたが、すぐに慣れました。

検索のコツを掴むと、すぐその場で借りられる事が可能となりました。
かわさき電子図書館  「貸出可能」を活用しよう!

使わなくなったタブレットがあったので、子供専用にしてあげ、IDやパスワードも登録しておけば一人で勝手に検索して読んでいます。(主にマンガですが…)

そんな電子図書ですが、やっぱりデメリットもあります。

電子図書館のデメリット

電子図書館のデメリット

  • 登録が面倒。
  • ネット環境が必要。
  • 電子書籍数が少ない。
  • 貸出、予約件数が少ない。
  • 貸出が可能かどうかは自分で確認しなければならない。
  • 視聴覚資料が借りられない。
  • 本に愛着がわかない。

ちょっと多い💦
始まったばかりのサービスなので、まだまだ課題が多そうです。

まず乗り越えなければならないのが登録です。 子供がいる世代はこの手の登録は慣れていると思うので、なんとか乗り越えられるでしょう。

問題は高齢者です。自由な時間がある高齢者ほど、手軽に図書館の本を借りたいとお考えではないでしょうか。
電子書籍なら文字を拡大することも簡単です。
音声読み上げ機能がついたものなら、読むこと自体億劫な人でも便利に利用出来ます。

運動がてら図書館に通うのも有りですが、それが億劫で、うちの両親のように全く利用しないというのはなんだかもったいない気がします。

また、基本的にWi-Fiが整った自宅で見ることがを前提とすれば問題ありませんが、そもそもネット環境が整っていないと見られないのも当然ながらデメリットです。

それから、電子化書籍が少ないとか、貸出・予約点数が少ないというのは、今後の課題となることでしょう。

すぐに借りられると思っていたのに、何気にすぐは借りられないことが多いのがストレスです。

利用図書の拡大については、今後とても期待しています。

そして、何気にびっくりしたのが、予約図書が貸出可能になったお知らせが無いということです。
お隣の図書館ではメールで連絡をいただいていたのでちょっと不親切だなと思いました。
いくら、いつでも見られるとはいえ、そう毎日図書館本のことを考えているわけではありません。
ここはぜひ、ご一報いただけるように改善いただけると助かります。

視聴覚資料が借りられないのも残念です。
今はサブスクリプションが当然の時代なので、不便に思う方も少ないのでしょうが、テレビを見る時間があまりない我が家はこの手のサブスクの契約をしていないので、地味に図書館で借りたりしていました。

いよいよ我が家もAmazonPrimeデビューを考えないとイケないのかと思い始めました。
まだやりませんが。

最後に、私にとっては一番のデメリットかもしれないポイントが、本に対して愛着が持てない点です。
利用可能内で厳選して借りた本を手に取ると、せっかく借りたから、と読もうとしますし、本を見るだけでワクワクします。
でも、電子書籍だと、ちょっと借りて、違うと思えばすぐに返却出来てしまいます。
そこがメリットでもあるわけですが、借りても読まない本が出てきそうな予感です。

利用を続ければ、こうした意識も変わっていくのかも知れません。
しばらく、様子を見ながら活用していこうと思います。

まとめ

電子図書館のメリット

  • 図書館に行かなくて良い。
  • いつでも利用出来る。
  • 返却忘れがない。
  • 電子書籍に慣れる。
  • 音声読み上げ機能がある。

電子図書館のデメリット

  • 登録が面倒。
  • ネット環境が必要。
  • 電子書籍数が少ない。
  • 貸出、予約件数が少ない。
  • 予約状況は自分で確認。
  • 視聴覚資料が借りられない。
  • 本に愛着がわかない。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。