焚き火を安く手軽に楽しめる方法

焚火って難しい？

焚き火って、キャンプでしかできないでしょ？
焚き火したいけど、火起こしの道具なんか持ってない。
出来ればお得に体験する方法はないの？

キャンプでも定番の焚き火ですが、「焚き火カフェ」や「焚き火バー」などが話題になっていることをご存じですか？

豊富なキャンプ経験を持つ人もたくさんいらっしゃると思いますが、キャンプ歴ゼロ、経験は小学校の自然教室以来というわたしが、地元の焚き火カフェを体験してきたので、その報告をしたいと思います。

もしかしたら、皆さんのお近くにもこんな素敵で　お得なスポットがあるかもしれません。ぜひ最後まで読んでいってください。

焚き火カフェとは？

焚き火には、癒し効果があると言われています。火を眺めながら仲間と語り合ったり、焚き火を囲んでご飯を食べたり、楽しみ方は人それぞれです。

でも、ほとんどの人は、焚き火の知識がなかったり、やりたくても焚き火をする場所がなかったり、あまり日常で経験することは出来ません。また、焚き火と似たものにバーベキューもありますね。でも、バーベキューとなると食材を買い込んだり、分担作業したり、1日がかりです。

また使用するのは炭なので、炎の癒やし効果は期待できません。その点、焚き火カフェはもっと手軽に非日常を味わうことができるんです。

焚き火には癒やし効果がある
BBQやキャンプより手軽
炭ではなく火であることがポイント

焚き火カフェの相場

焚き火カフェの相場は主催する会場によってさまざまです。
バーベキュー専門店、アウトドアショップ、キャンプ場など。

また、フード付きなのか、ドリンク制なのか、薪割りや火起こし体験といったメニューがあるところ、時間貸しなど、一概に相場と言えるものがありません。

ですが、少し調べてみるとひとりあたり2000円〜5000円という感じです。

あまりバーベキューと変わらないですね。それならバーベキューでお腹いっぱいにした方が良いよ～、なんて思うかもしれません。

初心者向けリーズナブルで安全な焚火カフェ

もっと気軽に、安全で、しかもお安く焚火カフェができないものでしょうか。
そこで今回はあるスポットをご紹介します。それが野外活動センターです。

なにそれ？って思う方も多いと思います。野外活動センターとは、自治体などが運営する青少年育成を目的とした施設の総称です。

皆さんのお住まいの自治体に野外活動センターはありませんか？あまり知られていませんが、実はびっくりするくらい、とってもリーズナブルにキャンプやバーベキューが楽しめる場所なんです！

しかも地域の住民なら割引があることがほとんどです。わたしが住んでいる川崎市にも野外活動センターがあります。先日、初めて焚き火カフェを利用してきたので、次にその内容を簡単にご紹介します。

川崎市黒川青少年野外活動センターとは？

まずは、会場となった川崎市黒川青少年野外活動センターについて簡単にご紹介します。

名前が堅苦しすぎて、地元の人でもどのような施設なのか意外と知られていないのが残念過ぎです。
川崎というと工業地帯というイメージがあるかも知れませんが、それは横長の川崎市の海側の話で、反対側は山に囲まれた田舎だったりします。

黒川青少年野外活動センターはそんな田舎寄りの自然あふれる場所にあります。元は小学校の分校だったそうで、校庭のような広場があって、木造の元校舎は宿泊も可能です。
ここでは定期的にイベントが開催されていて、ドラム缶ピザや、流しそうめん、自然遊びプログラムなどが年中楽しめます。

焚火Café　at 黒川野外センター

わたしが参加した焚火Caféの内容です。

開催日：2023年3月22日㈬
開催時間： 18:00〜20:00 （2時間）
料金：大人川崎市内在住・在勤￥1000 （※川崎市外の方￥1500）
18歳未満　￥100（←！？）
一組4人まで
レンタル内容：焚き火台、防炎シート、メタルマッチ、薪、薪割り用バトニングナイフ、パイプ椅子、机（学校の机です！）

初心者のためには丁寧に火起こしのレクチャーもしてくれるので安心です。
この日は、広場の桜の木が八分咲きでした。焚き火とともに夜桜まで堪能できて大満足のひとときを過ごすことが出来ました。

※注意事項

ただし、こうした施設ならではのルールもあります。

平日開催（年間スケジュールで決まっています）
予約制（駐車場も予約）
禁酒

はじめてネットで予約した時はキャンセル待ちでしたが、あとから参加可能の連絡をいただきました。たまたま開催を知ってすぐに予約を入れましたが、告知はホームページ上だけなので、こまめにチェックして、忘れずに予約する必要があります。

また、今回は平日開催だったので、遠方からの参加は難しいと思います。またもしお子さんも参加したいとなると次の日に影響しないかも心配ですね。

そして、青少年育成のための施設なので禁酒です。（残念！）

まとめ

焚き火の炎には、人の心を癒やす効果があると言われています。焚き火というと、キャンプ場とかバーベキューを想像しがちですが、実は自治体が運営する野外活動センターでも焚き火体験ができるところがあります。

初心者はもちろん、ベテランのキャンパーさんも、安く手軽に楽しめるので、ぜひ探してみてください。当日の様子はこちらで紹介します！