先日娘と映画を見てきました。
23年3月17日公開の「長ぐつをはいたネコと9つの命」です。
主人公のプス、 ヒロインのキティ・フワフワーテ 、新たな仲間ワンコ。
それぞれ面白い名前ですね。
これらの名前は実はちゃんと意味があるんです。
英語版との違いや日本語版の名前の意味など、ちょっと気になる豆知識をご紹介します。
映画のあらすじ(ネタばれなし)
「長靴をはいた猫と9つの命」は2023年3月17日公開の本作は『シュレック』シリーズから飛び出した、帽子に羽根飾り、マントと長ぐつがトレードマークの圧倒的な人気を誇る伝説のネコ“プス”を主人公として生まれた映画『長ぐつをはいたネコ』のシリーズ第二弾です。
羽根飾りがついた帽子にマント、そして長ぐつがトレードマークのネコお尋ねものの賞金首だった主人公プスは、剣を片手に数々の冒険をし、恋もしてきました。
ところが、気が付けば9つあった命は残り1つになっていたのです。プスは、怖くなって賞金首の仕事から足を洗い、普通の家ネコとして生きていくことにしました。
ところが、敵の急襲で平和な生活は一変します。プスはどんな願いも叶えてくれる『願い星』の噂を聞き、命のストックを増やすため、元カノのキティやネコに変装したイヌのワンコと共に再び大冒険に出発します。
果たして、プスは願い星を見つけ、命を増やすことができるのでしょうか!?
キャラクターの名前のナゾ?
ところで、主人公の「プス」ってちょっと変わった名前だと思いませんか?
ダンディなキャラクターなのに、日本語ではちょっと拍子抜けする名前ですよね。
一体どんな意味があるのでしょうか?
調べていくと、他のキャラクターたちの名前にもちゃんと意味がありましたので、ご紹介したいと思います。
プス(puss)
まずは主人公の名前「プス(puss)」についてです。
英語でプス(puss)とは、「猫ちゃん」とか「にゃんにゃん」といった、幼児が使うような言葉で使われます。「puss」を始め、他にも「pussycat」や「pussy」などとも使われます。
と、言う話を映画館で娘に解説していたのですが、スラングでは女性の性器という意味もあるそうですね。( 調べて初めて知りました💦) そんなことを知らずに娘にウンチクをたれていたのかと思うとお恥ずかしい… (いつか自分で知っておくれ)
ですが、映画の方は猫ちゃん🐱で問題ないでしょう。
トムとジェリーに登場する「pussycat」
なぜ娘にそんなウンチクを話したかというと、実はこの「プシキャット(pussycat)」で思い出すアニメがあったからです。
それはトムとジェリーです。(古い)
私自身は子供の頃見ていないのですが、実は子供たちが大好物のアニメでして、我が家では禁止令が発動するほど食いつくように何度も何度も見ていました。
多分百均でウチの両親が孫のために買ってきた ものだと思います。 私はちゃんとは観ていませんが、何度も横で見るので、さすがになんとなくは耳に聞こえてきます。
その中の「The Two Mouseketeers(邦題:パーティー荒し)」でジェリーのいとこ?のちっちゃいネズミちゃんが、トムに対して「pussycat」と言うシーンがあるのです。
邦題のThe Two Mouseketeersとは、「二人の銃士」という意味です。 フランスの「三銃士」でも有名ですね。 銃士(じゅうし)は、近代初期に存在したマスケット銃で武装した歩兵部隊のことを指しています。
なので、本来は銃を持った兵士のはずですが、なぜか三銃士もトムとジェリーの銃士もサーベルを持っています。 (ナゾ)
話はそれましたが、この子ネズミちゃんが言う「pussycat」という喋り声が可愛いんです! 声優さん?子役?とにかく可愛い。
名前はタフィーだそうです。(今調べた)名前もフランス語っぽい。 トムのことを全く怖がらないタフィーをジェリーが一生懸命フォローするというストーリーなのですが、その中で小さなタフィーはトムのことを「pussycat(猫ちゃん)」と気安く呼んでいたのが印象的でした。
もちろん、娘も覚えていて、プスとか、プシーは猫ちゃんって意味なんだと理解していました。
キティー・フワフワーテ
話はモドリまして、ヒロインの名前も気になります。 キティー・フワフワーテって、いかにも何やら英語を訳したような名前です。 劇中の「お尋ね者」の張り紙に名前が英語で書いてあったものの、動体視力の衰えた目ではなんと書いてあるか読みきれませんでした。
調べると出てきました。 「Softpaws Kitty(柔らかい足先の猫ちゃん)」だそうです。
と、すると、フワフワーテの「テ」には「手」がかかっていたんですね!
なんて素晴らしいネーミングセンス!
それじゃぁ、ワンコは?
本作から登場の新しいキャラクターが、ピュアで前向きだけど、時々毒舌を吐く、子犬のワンコです。プスを勝手に親友と慕って冒険についていきます。
それにしても、なぜこの子だけ日本語の”ワンコ”なのか気になりますね。
調べてみると、英語版ではペリート(perrito)となっていることがわかりました。
ペリート?
スペイン語で「perrito(ペリート)」は「子犬」という意味だそうです。
それでワンコだったのね。 ラテン系の国が舞台だったからスペイン語なんですね。
声優さんにびっくり!!
誰からも聞かないのですが、一作目を見ていなかった私が、初めて映画のプスに衝撃を受けたのが、声がおっさんだったことです。(失礼な)
途中から山本耕史さんだと気が付きましたが、勝手にプスは若いイメージだったので(本当に失礼!ごめんなさい!)渋くてびっくりしました。
英語版はアントニオ・バンデラスさんが担当されていたと知って、なるほど思いました。
しかもさらに後で知りましたが、一作目は竹中直人さんがプスだったんですね。 ちょっとイメージが湧かないのは私だけでしょうか!?😂
まとめ
映画「長靴をはいた猫と9つの命」に登場する主人公たちの名前の由来については、以下のとおりとなります。
- プス=猫ちゃん
- キティ・フワフワーテ =子猫ちゃんの柔らかい手
- ワンコ=子犬
「長靴をはいた猫」という、昔話を題材としたストーリーであることから、それぞれ小さい子どもが使うような代名詞が、名前の元になっていたことが分かりましたね。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
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